『YOUは何しに日本へ?』12月9日放送:ミャンマーから来た女性がCAの夢に挑戦!
12月9日(月)の放送『YOUは何しに日本へ?』では、ミャンマーから来た女性、ピエさんの感動的なストーリーが紹介されました。彼女は、日本でのCA(キャビンアテンダント)を目指して進学を考えていましたが、学費の問題や家族の事情から大きな決断を下すことに。ピエさんの進路を巡る迷いや、家族への思い、そして新たな一歩を踏み出す勇気が描かれました。
CAになる夢を抱いて、日本にやってきたピエさん ピエさんはミャンマーのカチン州出身で、7年前に父親を亡くし、お義母さんと二人三脚で家族を支えてきました。しかし、ミャンマーでの内戦が深刻化し、物価が急上昇する中、ピエさんの心の中で「日本でCAになりたい」という夢が膨らみます。日本にはCA専門の学校があることを知り、家族の応援を受けて日本に渡り、進学を目指して日々勉強に励んでいました。
学費や生活費に悩むピエさん ピエさんの夢を支えるために日本で頑張る彼女の生活は決して楽ではありません。彼女は大阪外語専門学校のCAコースを第一志望としており、その学費は年間124万円。しかし、学費を払うと実家への仕送りができなくなるため、非常に悩んでいました。さらに、生活費は1日600円という厳しい状況で、家では冷蔵庫やカーテンを自作するなど、日々の節約をしながら勉強に励んでいました。
家族への思いと迷い ピエさんはお母さんと電話でやり取りし、支えてくれるお母さんの言葉に励まされながらも、自分の進路について決断を迫られる日々。お母さんは、「仕送りはいらないから、自分のためにお金を使いなさい」と言ってくれましたが、ピエさんはお母さんが一人で家族を支えていることを考え、進路について迷いを抱えます。
決断と新たな道 最終的に、ピエさんはCAの夢を断念し、新たに駿台観光&外語ビジネス専門学校で観光やビジネス英語を学ぶことを決断しました。これは、日本の専門学校に進むという大きな一歩であり、彼女はCAを諦めたわけではなく、将来的にミャンマーの状況が改善されれば再度CAを目指したいと考えていました。
合格発表の瞬間 9月の試験日、ピエさんは寝不足ながらも一生懸命勉強し、試験に臨みました。2週間後、合格発表の日がやってきます。合格通知を手にしたピエさんは、お母さんに嬉しい報告をし、これからもCAの道を模索しながら、専門学校での学びを大切にしていくことを決意します。
感動的なストーリー ピエさんの物語は、家族や自分自身への強い思いと、夢を追い続ける力強さを感じさせるものでした。日本での生活費や学費に悩みながらも、常に前向きに挑戦し続ける姿は、多くの人に勇気を与えることでしょう。これからも、彼女の夢の実現に向けた挑戦を応援したいですね。
次回の『YOUは何しに日本へ?』も、また新たな感動のストーリーが待っていそうです!