谷原章介の息子・谷原七音、芸能界デビューの背景と父親への感謝
俳優・谷原章介の息子である谷原七音（21）が、メディア初のインタビューで自身の思いや葛藤を語り、今後の活躍がますます注目されています。長年芸能界で活躍してきた父親の影響を受けて、七音もついに俳優としての第一歩を踏み出しました。今回は、七音が明かした芸能一家で生まれたことへの思い、育ての親・谷原章介との関係、そして自らの目指す俳優像についてお伝えします。
芸能一家で育った谷原七音、父への感謝と誇り
七音は、俳優・いしだ壱成と元タレントの三宅えみとの間に生まれ、母・三宅えみさんが谷原章介と再婚したことで、父親として谷原章介に育てられました。芸能界が当たり前の世界だった少年時代、彼にとって父・谷原章介は特別な存在であり、また家族全体が彼の成長に大きな影響を与えました。
インタビューで七音は、「父のことはすごく大好きです。父の教育にはすごく感謝しかない」と語り、父親との思い出や感謝の気持ちを強調しました。自分の芸能活動のスタートに関しても、父の影響を感じているものの、「僕は僕として一歩を踏み出す」という決意を持っています。
芸能界に対する憧れと反抗期なしの成長
谷原七音の芸能界入りのきっかけは、5歳の時、父・章介が出演した映画の試写会での出来事でした。観客が拍手を送る様子を見て、「お父さんってすごいんだな」「芸能ってすごいんだな」と感じ、俳優という職業に憧れるようになったといいます。そこからは反抗期を迎えることなく、父親に対する敬意を持ちながら育ち、**「逆らうという発想にならなかった」**という七音。父親の教えや叱り方が、彼にとってはすべて愛情だと感じており、その感覚は今も大切にしています。
また、父親・章介の圧倒的な存在感にも触れ、「身長が183cmあり、怒るときの覇気がすごい」と笑いながら語った七音。こうした父親との関係が、彼にとってどれほど大きな支えになっているかが伝わってきます。
芸能界デビューと「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の挑戦
七音は、若手俳優の登竜門とも言われる「第37回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でフォトジェニック賞を受賞しました。応募者1万3465人の中から選ばれたことは、彼の芸能活動のスタートを意味します。しかし、「まだまだ成長しなければならない」と謙虚に語り、受賞を嬉しさと共に「これからどうぞ」と続ける気持ちで受け止めています。両親は過度に喜ぶことなく、今後の厳しい競争に備えて温かくサポートしています。
いしだ壱成への感謝と、俳優としての尊敬
七音は父親だけでなく、実父であるいしだ壱成にも強い尊敬の念を抱いています。彼は、物心がついた頃にはすでに父・谷原章介と一緒に生活していたため、いしだ壱成との記憶は薄いものの、俳優としての実力には深い敬意を表しています。特に、いしだ壱成が出演したドラマ『未成年』を挙げ、「あんなに自然で感情を揺さぶられるお芝居は見たことがない」と語り、役者としての彼を心から尊敬していることを明かしました。
今後の目標と俳優としての夢
七音は、今後も芸能活動を続ける意欲を持っており、憧れの俳優として菅田将暉さんや山田裕貴さんを挙げています。彼は、ただのルックスだけでなく、「人として魂としてかっこよさを感じる」その生き様に魅了されていると言います。彼自身も、「人としてかっこよくなる」ことを目指しており、そのために日々努力を続けています。
また、父親との共演についても言及し、「いずれは親子共演をしてみたい」という夢を持っているものの、まずは自分自身がもっと成長しなければならないと感じていることも語っています。
まとめ
谷原七音は、父・谷原章介といしだ壱成という二人の大物俳優を父に持ちながらも、 「生まれも僕のアイデンティティー」 と語り、その芸能一家に生まれたことを感謝しています。親の影響を感じつつも、七音自身の実力と個性で芸能界での道を切り拓いていく決意を新たにしています。今後、彼がどのような俳優として成長し、活躍していくのか、ますます楽しみです。
