スザンヌが手掛ける新たな観光名所「KAWACHI BASE 龍栄荘」
2025年1月27日、日本テレビで放送された「有吉ゼミSP」では、タレントのスザンヌが熊本での新たな挑戦について特集されました。彼女は、地元熊本にある老舗旅館「龍栄荘」を購入し、カフェや温泉を併設した新しい観光名所を作るプロジェクトに取り組んでいます。
スザンヌの挑戦
スザンヌは2007年におバカキャラで大ブレイクし、10年前に離婚を機に熊本に移住しました。現在は熊本でレギュラー番組を持ち、地元での活動を活発に行っています。彼女は、東京の持ち家を7500万円で売却し、3年前まで運営されていた旅館「龍栄荘」を2400万円で購入しました。この旅館は、熊本市街地から車で約30分の河内町に位置し、昭和25年頃に建設され、地域の人々に愛されてきました。
スザンヌの目指すのは、旅館、カフェ、温泉を併設した施設です。彼女は「KAWACHI BASE 龍栄荘」として、地域に恩返しをするための場所を作りたいと考えています。
リノベーションの課題
しかし、旅館の状態は厳しく、築70年の建物は7割が漏電し、柱はシロアリに食い荒らされていました。総工費は約2億2400万円に達する見込みでしたが、スザンヌの予算は7500万円。彼女はまずカフェのみのオープンを目指し、必要な費用は8000万円と見積もられました。旅館代2400万円を加えると2900万円オーバーとなりますが、スザンヌは3ヶ月後のオープンを目指すことにしました。
地元との連携
スザンヌは、料理研究家の日高佳子さんと連携し、メニュー作りを進めました。日高さんはインスタグラムでスザンヌの活動を知り、協力を申し出たとのこと。試食会では、地元の保育園に協力してもらい、河内みかんのフレンチトーストなどを提供しました。また、阿蘇の畜産農家を訪れ、阿蘇どんぐりポークを使った看板メニューを決定しました。
オープンイベントの成功
オープン当日には、1500人もの人々が集まり、完成したカフェスペースを楽しみました。メニューには、河内みかんの生ジュースや有明海の海苔を使用したおにぎり、そして一番人気の阿蘇どんぐりポークを使った豚汁が並びました。元オーナーの久家久隆さんも来店し、オープンイベントは大成功を収めました。
今後の展望
スザンヌのプロジェクトは、カフェのオープンにとどまらず、旅館と温泉のリニューアルも予定されています。宿泊施設は2025年2月にオープン予定で、地域の活性化に貢献することが期待されています。スザンヌは「龍栄荘」の思いを受け継ぎ、安らぎを届ける場所を目指しています。
この新たな観光名所「KAWACHI BASE 龍栄荘」は、地域の人々や観光客に愛される場所となることでしょう。スザンヌの挑戦から目が離せません!