侍ジャパン、アメリカに圧勝!プレミア12スーパーラウンド初戦を9-1で快勝
2024年11月21日、東京ドームで行われた「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」のスーパーラウンド初戦で、侍ジャパンはアメリカ代表に9-1で勝利し、堂々の白星スタートを切りました。この試合で侍ジャパンは、強敵・アメリカに大勝し、連覇を目指す上で重要な一勝を手にしました。
試合の流れと見どころ
試合は初回から緊迫した展開となり、侍ジャパンは3番・辰己涼介(楽天)の安打で1死一、二塁のチャンスを作るも、4番・森下翔太(阪神)と5番・栗原陵矢(ソフトバンク)が打ち取られ、無得点。試合はその後も膠着状態が続きましたが、均衡が破れたのは5回でした。
アメリカの6番・コルビー・トーマスにソロホームランを浴び、先制されてしまったものの、侍ジャパンはすぐに反撃。5回裏、7番・源田壮亮(西武)と8番・佐野恵太(DeNA)の連続安打で1死一、二塁のチャンスを作り、9番・坂倉将吾(広島)が適時二塁打を放って同点に追いつきました。続いて、小園海斗(広島)が2点タイムリースリーベースを打ち、逆転に成功しました。
小園海斗の活躍が光る
その後も侍ジャパンの攻撃は止まらず、7回には相手投手の連続死球で1死一、二塁のチャンスを迎え、再び小園が大仕事。今度は、3ランホームランを放ち、試合を一気に決定づけました。小園はこの試合2本目となる2ランホームランも9回に打ち、打線を引っ張り続けました。
投手陣の安定した投球
投げては、先発の髙橋宏斗(中日)が初回に3者連続三振を奪い、絶好の立ち上がりを見せると、その後も安定した投球を展開し、4回無失点でマウンドを降りました。後を受けた隅田知一郎(西武)は1発を浴びたものの、続く北山亘基(日本ハム)と藤平尚真(楽天)はアメリカ打線を無失点で抑えました。最終回には横山陸人(ロッテ)が締め、侍ジャパンは9-1で見事な勝利を収めました。
連覇へ向けて好スタート
この試合は、侍ジャパンの連覇に向けた重要な一歩となる勝利でした。強豪アメリカ相手に圧倒的な打撃力を見せつけ、攻守ともに充実した内容で試合を制しました。特に、小園海斗の活躍が光り、打線の中で重要な役割を果たしました。
また、投手陣も安定しており、初回からしっかりとリズムを作った髙橋宏斗をはじめ、後続の投手陣がしっかりとゲームをコントロール。日本代表の層の厚さを再認識させる試合となりました。
まとめ
侍ジャパンは、アメリカに9-1で圧勝し、プレミア12スーパーラウンド初戦を快勝で飾りました。これにより大会連覇への足掛かりを築き、次の試合へ向けて良い流れを作りました。特に、小園海斗の活躍が光ったこの試合、侍ジャパンの打撃陣と投手陣が一丸となり、強敵アメリカに大勝を収めたことは今後の試合に向けて大きな自信となるでしょう。