「週刊さんまとマツコ」グルメリポーターの歴史と最新事情を語る!
2024年12月15日(日)13:00から放送されたTBSの「週刊さんまとマツコ」では、グルメリポーター業界の歴史と最新事情に迫る特集が展開され、視聴者の注目を集めました。出演者には、明石家さんまさん、マツコ・デラックスさん、そしてゲストとして彦摩呂さん、内山信二さん、関太さん(タイムマシーン3号)が登場し、グルメ業界の裏側やグルメリポーターの知られざる実態が明らかにされました。
V字回復を遂げたグルメリポーター業界
今回のテーマは「グルメリポーター業界2024」。2020年のコロナ禍で、グルメロケが激減し、業界は一時的に苦境に立たされました。しかし、2024年に入り、業界は見事なV字回復を遂げ、再び盛り上がりを見せています。特に、彦摩呂さんは33都道府県を訪れるなど、その活動範囲は広がり続けています。関太さんに至っては、収録前にパン屋やうどん屋を訪れるほど、食べ歩きが日常となっているそうです。
一方で、内山信二さんをはじめとするグルメリポーターたちは、コロナ禍の影響で一時はほぼ仕事がゼロになった時期もあったと振り返り、「あの時期、みんなちょっと痩せたんだよね」と語っていました。そうした困難を乗り越えて、現在のグルメリポーター業界が再び活況を呈していることが伺えます。
グルメリポーターの歴史
グルメリポーターの起源を辿ると、1970年代の「くいしん坊!万才」や「料理天国」などの番組がきっかけとなり、次第にグルメ番組が人気を博していきました。特に、1983年に放送された「クイズ地球まるかじり!」で初めてグルメリポーターが登場。その元祖として知られるのが神太郎さんです。
80年代中盤には、グルメリポーターのビッグスリーが登場。ヨネスケさん、阿藤快さん、そしてウガンダ・トラさんの3人がグルメリポーター界を牽引し、特にウガンダ・トラさんは「カレーは飲み物」といった名フレーズを生み出しました。これにより、ぽっちゃり体型のグルメリポーターが人気を集め、食レポのスタイルが大きく変わりました。
グルメリポーターが語るきっかけと裏話
内山信二さんは、グルメリポーターになるきっかけについて「さんまさんの番組でいろんなことをさせられる中で、気づいたらおにぎりの審査員をやっていた」と明かしました。内山さんは、グルメリポーターだけでなく、初代CMタレントとしても知られ、今やバラエティ番組に欠かせない存在となっています。
彦摩呂さんは、師匠がいなかったため、試行錯誤の末に独自の食レポスタイルを確立しました。「海の宝石箱や~」という名フレーズは、北海道での海鮮丼ロケで光り輝く刺身を見た瞬間に生まれたものだと語り、そのエピソードにスタジオは大盛り上がりでした。
黄金時代を支えたグルメリポーターたち
また、グルメリポーター黄金時代を支えた人物たちも紹介されました。石塚英彦さんやパパイヤ鈴木さんは、グルメリポーターとして欠かせない存在でした。彦摩呂さんは、石塚さんの「まいう~」が羨ましかったというエピソードも披露し、当時のグルメ番組の熱気を感じさせました。
さらに、勝俣州和さんの24時間元気な姿や、グルメリポーターとしての活躍が続く姿に対しても触れられました。こうした人物たちの存在が、グルメリポーター業界を支え、現在の人気に繋がっていることが伺えます。
グルメを名乗る芸能人が続出
最後に、グルメリポーター黄金時代を経て、グルメを名乗る芸能人が続出したことにも触れられました。高嶋政宏さんや的場浩司さんなどがその代表例であり、彼らもまたグルメ界に新しい風を吹き込んだ存在です。
まとめ
今回の「週刊さんまとマツコ」では、グルメリポーター業界の歴史や最新事情に加え、内山信二さん、彦摩呂さん、関太さんといった人気グルメリポーターたちが登場し、食レポの裏側や誕生秘話を語りました。グルメリポーター業界の今と昔を振り返ることで、視聴者は改めて食リポの魅力を感じたことでしょう。食べることを仕事にするという不思議で魅力的な世界に触れることができ、楽しいひとときを過ごせました。