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花見川団地 マンモス団地を歩いてみれば NHK ドキュメント72時間

マンモス団地を歩いてみれば
NHKドキュメント72時間

今回の舞台は、千葉市にある巨大な団地、花見川団地。昭和43年に建てられたこの団地は、現在、7000世帯が暮らすマンモス団地となり、長い歴史を誇ります。近年、都心に比べて家賃が安く、新たな住民が増えてきたことで、昔から住む人々との交流が生まれ、団地内の雰囲気に少しずつ変化が訪れています。定年後に引っ越してきた人々や、リノベーションを施して新たな生活を始める人々、団地の商店街で店舗を運営する人々など、さまざまな人々が同じ場所で生活を共にしています。ドキュメント72時間 新春スペシャル2025の、徳井健太 推し回にも選ばれました。

このドキュメントでは、花見川団地を歩きながら、そこで暮らす人々に話を聞き、彼らの声に耳を傾けました。3日間の密着取材を通じて見えてきた、団地内での人々の暮らしや、変わりゆく団地の風景をお伝えします。


6月23日(日)

撮影がスタートしたこの日、まずは団地内に住む小学生や80歳の男性、そして2年前に引っ越してきたバングラデシュ出身の工場勤務の男性と出会い、話を聞きました。団地の成り立ちや、今住んでいる住民たちの様子が伝えられ、団地の昔と今の顔が見えてきました。

団地内の商店街も活気に満ちており、やきとり店や衣料品店、惣菜屋などが並ぶ風景が広がっていました。商店街を歩くと、昔この団地に住んでいたという人々も訪れており、懐かしさと温かさが漂っていました。夜になると、高校生たちが友達と待ち合わせをしている様子も見受けられ、世代を超えた交流が続いていることが感じられました。


6月24日(月)

この日、団地内にあるグラウンドでは朝からサッカーをするグループが。彼らは夜に食品工場で働き、朝はサッカーをして心身をリフレッシュしているとのこと。こうした日常的な活動が、団地での生活をさらに豊かにしている様子がうかがえました。

商店街が開店し、鮮魚店で働いていた男性や、団地にセカンドハウスを持つ男性にも話を聞くことができました。団地がいかに地域社会に根付いているか、また新たに訪れた住人がどのように団地の一部となっているかが見えてきました。


6月25日(火)

この日も団地内で、さまざまな人々に出会いました。配達や送迎をしている男性は、3年前に団地に引っ越してきたばかりで、地域活動に積極的に参加していると話してくれました。こうした活動が団地内での交流を生み、地域のつながりを深めています。

夜には、ギャラリーで勤務する女性とも出会い、団地に住む人々がそれぞれどんな仕事をしているのか、またどのように団地での生活を楽しんでいるのかについて話を聞きました。


6月26日(水)

この日は団地内で不用品のバザーが開かれ、住民たちが集まり賑やかな雰囲気が広がっていました。また、果物屋の店先も活気に満ち、地元の人々の温かな交流が感じられました。こうした日常の営みが、団地の魅力をさらに引き立てています。


花見川団地は、古くから住む人々と新しく移り住んできた人々が共に暮らす場所です。その中で、団地の商店街やグラウンド、バザーといった日常的な風景が息づき、人々の生活が重なり合っています。今回のドキュメントでは、その一端を知ることができました。団地は、単なる住まいの場を超えて、地域のつながりや温かなコミュニティが育まれている場所であることを改めて感じさせてくれました。

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