知られざるお米の真実!「何を隠そう…ソレが!」で美味しいお米の食べ方が決定!
2024年11月27日放送のテレビ東京「何を隠そう…ソレが!」では、みんなが気になるお米の美味しい食べ方や調理法について、プロが一刀両断する特別編が放送されました。番組では、美食のプロたちが“お米の真実”を明らかにし、私たちが長年信じてきた常識を覆すような意外な事実も飛び出しました。
1. 炊飯器でご飯を炊く水、正解は水道水?それともミネラルウォーター?
街で100人に聞いた結果、68人が「水道水が正解」と答えた一方、プロたちは一致して「水道水」で炊くことを推奨しました。ミネラルウォーターを使うと、軟水がふっくらとした炊き上がりを助けますが、硬水を使うとパサパサになってしまうとのこと。ただし、炊いた後の味を計測した結果、ミネラルウォーターと水道水はどちらも86点でほぼ同じ結果。結局、水道水で十分という結論になりました。
2. お米を研ぐ時のポイントは3分以内!
お米を研ぐ時間は「3分以内」がベスト。研ぎすぎると栄養素が流れ出てしまうため、20回研いだら2回すすぎ、10回研いだら2回すすぐだけで十分です。
3. 冷やご飯で太りにくくなる!?
ダイエットの味方として話題になったのは、冷やご飯。アンミカさんが紹介した「冷ましたご飯」が太りにくい理由は、冷やすことで「レジスタントスターチ」という体内で吸収されにくいでんぷんが増えるため。冷やご飯が消化しにくくなることから、体重管理を気にする人におすすめとのこと。ダイエットにも使えそうですね。
4. パラパラチャーハンの作り方は温かいご飯が正解!
パラパラチャーハンを作る際、温かいご飯と冷やご飯のどちらが正解かを検証したところ、プロたちの結論は「温かいご飯」。冷やご飯を使うと、粒が硬くなり、粒同士がくっつきやすくなるため、パラパラチャーハンには不向きです。さらに、弱火で炒めることがポイント!強火で炒めるには技術が必要で、家庭では弱火でゆっくり炒めるとパラパラに仕上がります。
5. おにぎりの正解は冷ましてから握る!
おにぎりを美味しく作るには、冷ましてから握るのが正解です。熱いまま握ると、水分が多く入りすぎてベチャっとしてしまうため、しっかり冷ましてから握りましょう。また、包むのはアルミホイルが正解。ラップだと密閉されすぎて通気性が悪く、べちゃつきの原因になりますが、アルミホイルならおにぎりをしっかり包みつつ、適度に通気性があり、ベチャつきません。
6. お米の消費量が最も多いのは福井県!
日本で一番お米を食べているのは福井県の福井市。1世帯あたりの年間消費量が約77kgというから驚きです。また、福井県で誕生したコシヒカリは、1956年に福井県農業試験場で誕生した名品です。
7. パラパラチャーハンの広まりは「美味しんぼ」がきっかけだった?
パラパラチャーハンの作り方が世間に広まった背景には、漫画「美味しんぼ」が関係しているという話が。山岡が調理人に見本を見せ、鍋を放り投げることで、チャーハンがパラパラに仕上がるという名シーンがあり、これがきっかけで「パラパラ=美味しい」が広まったそうです。
まとめ:
これらのポイントから、美味しいお米の炊き方や食べ方は意外にシンプルで、少しの工夫で劇的に美味しさが増すことが分かりました。水道水を使い、冷ましたご飯を食べ、弱火でじっくり炒める。それだけで、家庭での食事がプロ並みに美味しくなるかもしれません。次回のご飯作りの参考にしてみてください!